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fog linen work - リネンのお話。 | キナル

fog linen work - リネンのお話。

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fog linen workの商品は、リネンの原産国として有名な「リトアニア」で生産されています。
日本から遠く離れたヨーロッパ北東部に位置し、ラトビア、エストニアとともにバルト三国とよばれています。
緯度は北海道と同じくらい。夏は暑く、冬は寒いという寒暖差の大きい気候が、リネンの原料であるフラックスの栽培にとても適しています。
リトアニアは古くから、質の良いリネンを生産する国として知られていました。フラックス繊維から糸を紡いで生地を織り、衣類やハウスリネンに仕立てて、製品化する技術経験も豊かです。

fogの生地はすべてオリジナル。生地からリトアニアの工場で製作するため、他のリネンブランドにはない色・柄がとても豊富です。
また、丈夫で質も良く、毎日ジャバジャバ洗って使えるfogの生地は、まさに普段使いには最適です。


生成りの色の違い

ナチュラルの生地は、自然な風合いを生かしたフラックスの繊維そのものの色です。漂白も脱色もしていない、素材本来の色を生かしておりますので、生産地のその年の日照時間や天候、収穫時期によって色が若干異なります。
fog linen workでは、あえて均一にするような染色はせずに、素材本来の色味を大事にしています。同じ商品でもナチュラルの色に濃淡の違いが出る場合がございますので、ご了承下さい。
何度も洗ったり、天日干しするうちに元の色の差がさほどなくなってきます。


■画像:ナチュラル(生成り)色の差 一例

「ネップ」などリネンの特性のこと

リネンの繊維が絡み合ってできた糸の節が生地表面に出たものを「ネップ」と言います。
節がある糸を織っていくと、生地の表面にスジ状となったり丸いダマのように表れます。ネップが目立つ場合は先のとがったものを使って生地の裏側に押しこんで頂きますと目立たなくなります。
また、素材そのままの繊維が見られる場合も。単色生地に混ざると目立ちますが、こちらも特性です。
ネップや繊維の出方には個体差がありますが、リネン生地の素朴な味としてお楽しみください。



■画像:生地の特性例
1と2は表面にぽこんと飛び出たネップ。3はスジ状になったもの。
4と5はリネンの繊維が生地に混じったもので、汚れや着色ではございません。


縫い針など先の尖ったものを使います。
手芸店で売っている補修針を使うと簡単です。

ネップを表にして生地を持ちます。

繰り返すうちネップが裏に出てきます。

ネップの中心に針を刺します。

補修後。目立たなくなりました。

裏に引き出すように針を抜きます。


リネン100%やコットン混は洗濯機OK

キッチンクロスやエプロン、シーツ類には丈夫でジャブジャブ洗える少しラフな生地(普通地・厚地)を採用しています。日々のことだから気兼ねなく使っていただけるものをと思って選んだ生地です。一方で、お洋服の一部やハンカチなどには、細い糸で織られた生地(薄地)を使用しています。

fog linen workのリネンは水を通すと3〜5%程度縮みますが、パンパンと生地を広げて、伸ばすようにアイロンをかけると縮んだ生地がかなり戻ります。
脱水してそのまま干すとリネン独特のシワ感が出ますし、アイロンをかければやや光沢が出てぴしっとした感じに。お好みや使うシーンに応じて使い分けてみてくださいね。

*fog linen workの製品はお洋服以外、水を通す前のサイズ表記となっております。
*お洋服は一度洗いをかけて仕上げています。
*お湯でのお洗濯、乾燥機のご使用は縮みの原因となりますのでお避けください。

ウールリネン生地はドライクリーニングで。

リネンとウールを合わせて織り込んだ生地をfogでは「ウールリネン」と呼んでいます。ウールの配合率によって手触りや風合いが異なり、リネンが多めだとややチクチク感があり、ウールが多めだと滑らかな印象に。
生地に混じったリネンの固い繊維(右の画像)が目立つこともありますが、気になる部分は取り除いても差し支えありません。お手入れは風合いを保つためドライクリーニングをお勧めします。

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