
弧線が描く小さな月灯り
流れるような弧線の先に浮かぶ、小さな灯り。半月のような、あるいは三日月のような弧を描く先に、柔らかな光を放つPHランプが灯るさまは、まさに月明かりのよう。その美しくもクラシカルな佇まいと眩しさのない光は、くつろぎのひとときを最適なものにしてくれることでしょう。

控えめな優雅さ
オリジナルのPH 2/2 Luna(ルナ) テーブルランプは、1939年、デザイナーのポール・ヘニングセンによって発表された際、「ナイトスタンドランプ」として知られていました。PH 2/2 Luna(ルナ) テーブルランプは優れた読書灯であるだけでなく、柔らかい光を拡散し、1日の終わりに最適な落ち着きのある雰囲気を生み出します。またナイトスタンドランプの名前の通り、ベッドサイドで灯せば、月明かりのような光で心地よい時間を作り出してくれます。
2023年には限定品として真鍮フレームで復刻を果たしたモデル、Luna(ルナ) テーブルランプは、2025年6月、落ち着きのあるエイジング加工を施した仕様で通常のラインナップに加わりました。
PH 2/2 Luna(ルナ) テーブルランプは定番の乳白ガラスシェードを採用、ソケットから本体までは真鍮にエイジング加工を施したラッカー仕上げとなっています。月日の流れを感じさせるようなマットな質感は、まるで以前からそこにあったかのようにインテリアに溶けこんでくれることでしょう。また、発表当時のオリジナルモデルの高さは230mmでしたが、様々な使用シーンを想定して324mmにサイズアップしました。さらに、ランプの頭部は最大45度まで左右に傾けることが可能です。
スイッチのON/OFFはベース部分にあるスイッチで行います。また、シェードはカーブを描く支柱から吊られているような構造になるので、シェード下の視界の抜けも良くスッキリとした印象です。
点けない時も楽しめるタイムレスな美しさ
ルイスポールセンPHシリーズのテーブルランプの中でも、このPH 2/2 Luna テーブルランプが持つカーブは特にクラシカルな装い。昼夜問わずインテリアとして絵になります。
デザイナー
ポール・ヘニングセン(1894-1967)
近代照明の父
ポール・へニングセンは、デンマークの女優アグネス・へニングセンを母として、コペンハーゲンに生まれました。1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。ルイスポールセン社とのコラボレーションは1967年に亡くなるまで続きました。代表的なPHシリーズをはじめとして、デザインだけでなくパイオニアとして照明業界を牽引したデザイナーです。
購入特典
マイクロファイバー手袋
キナルでルイスポールセン製品をご購入の方に、もれなくマイクロファイバー手袋をプレゼント。商品の組立や、日頃のお掃除の際にお使いください。