● 特集ページ
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teha'amana(テハマナ) について
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fog linen work - 快眠に適したリネン素材
人は寝ている間に約180cc(コップ1杯)の汗をかくと言われています。
夏はシーツがぐっしょりになる方も多いのではないでしょうか。
心地よい眠りの為には、直接肌に触れる寝具が最も重要な役目を果たします。
快眠の為には、「寝具を蒸れないようにすること」が重要で、汗を素早く吸収し、外に逃がす必要があります。
そこでオススメしたいのがリネン(麻)です。
リネン素材には、心地よい眠りに導いてくれる特性があります。
吸収性と速乾性に優れたリネンは、夏場は素早く汗を吸い取って外に 逃がしてくれるので、身体はいつも清涼感に包まれます。 防カビ性にも優れ、雑菌の繁殖も抑制します。
乾きにくい冬の時期にも自然乾燥で乾いてしまう、嬉しい素材です。
熱伝導率の高いリネンは寒い冬の時期にも活躍します。
繊維の中に含まれた空気がサーモスタットの役目を果たしてくれるので、 あたたかく身体を包み込んでくれるのです。 初めはひんやりした清涼感があり、 次第に体温で温まるとずっとぽかぽかです。
ヨーロッパでは「サーモスタット繊維」と呼ばれている程です。
夏のイメージが強いリネンですが、冬のリネンもとっても気持ちが良いんです!
リネンには「疲労を軽減」して「気持ちを落ち着かせる」効果があります。
多くのホテルでリネンが選ばれているのは、リネン素材が身体と心に優しい天然素材であり、四季を通じて最高の眠りを提供できるからなのです。
>> fog linen work の寝具一覧へ
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fog linen work - リネンのお話。
生成りの色の違い
ナチュラルの生地は、自然な風合いを生かしたフラックスの繊維そのものの色です。漂白も脱色もしていない、素材本来の色を生かしておりますので、生産地のその年の日照時間や天候、収穫時期によって色が若干異なります。
fog linen workでは、あえて均一にするような染色はせずに、素材本来の色味を大事にしています。同じ商品でもナチュラルの色に濃淡の違いが出る場合がございますので、ご了承下さい。
何度も洗ったり、天日干しするうちに元の色の差がさほどなくなってきます。
■画像:ナチュラル(生成り)色の差 一例「ネップ」などリネンの特性のこと
リネンの繊維が絡み合ってできた糸の節が生地表面に出たものを「ネップ」と言います。
節がある糸を織っていくと、生地の表面にスジ状となったり丸いダマのように表れます。ネップが目立つ場合は先のとがったものを使って生地の裏側に押しこんで頂きますと目立たなくなります。
また、素材そのままの繊維が見られる場合も。単色生地に混ざると目立ちますが、こちらも特性です。
ネップや繊維の出方には個体差がありますが、リネン生地の素朴な味としてお楽しみください。
■画像:生地の特性例
1と2は表面にぽこんと飛び出たネップ。3はスジ状になったもの。
4と5はリネンの繊維が生地に混じったもので、汚れや着色ではございません。
縫い針など先の尖ったものを使います。
手芸店で売っている補修針を使うと簡単です。
ネップを表にして生地を持ちます。
繰り返すうちネップが裏に出てきます。
ネップの中心に針を刺します。
補修後。目立たなくなりました。
裏に引き出すように針を抜きます。
リネン100%やコットン混は洗濯機OK
キッチンクロスやエプロン、シーツ類には丈夫でジャブジャブ洗える少しラフな生地(普通地・厚地)を採用しています。日々のことだから気兼ねなく使っていただけるものをと思って選んだ生地です。一方で、お洋服の一部やハンカチなどには、細い糸で織られた生地(薄地)を使用しています。
fog linen workのリネンは水を通すと3〜5%程度縮みますが、パンパンと生地を広げて、伸ばすようにアイロンをかけると縮んだ生地がかなり戻ります。
脱水してそのまま干すとリネン独特のシワ感が出ますし、アイロンをかければやや光沢が出てぴしっとした感じに。お好みや使うシーンに応じて使い分けてみてくださいね。
*fog linen workの製品はお洋服以外、水を通す前のサイズ表記となっております。
*お洋服は一度洗いをかけて仕上げています。
*お湯でのお洗濯、乾燥機のご使用は縮みの原因となりますのでお避けください。 -
カーテン採寸方法と仕様についての基礎知識
既成サイズ
腰窓用
100×135既成サイズ
掃き出し窓用
100×178既成サイズ
掃き出し窓用
100×200当店では、既成サイズのカーテンを3種類扱っております。
お選びになる前に、こちらのページを参考に採寸をしてください。
もし、既成サイズでは小さい・大きいなどがありましたら、オーダーカーテンのお見積もりをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
>> 取り扱いカーテンの一覧へ
★幅(レール幅)の採寸方法
幅を測るときは、機能レールの場合、レール端の固定リングの中央から中央までの間隔を測ります。(装飾レールの場合、リングが左右の端にある状態で測ります)
★丈(カン下丈)の採寸方法
丈(カン下丈)の測り方は、取り付ける窓の種類によって異なります。
大まかには以下の3種類の仕様があります。
既成サイズのカーテンは1.5倍ヒダのみですが、オーダーサイズのカーテンを作る場合は、お好みの仕様にすることができます。■1.5倍ヒダ(既成サイズはこの仕様のみ)
仕上がり幅に対して1.5倍の生地を使う縫製です。
既成サイズカーテンの一般的な仕様で、比較的どんな空間にもマッチします。■2倍ヒダ
仕上がり幅に対して2倍の生地を使う縫製です。
たくさんのひだを寄せるので、見た目に華やかで高級感があります。■フラットスタイル
ひだを寄せない縫製なので、大柄のカーテンを選ぶときや、生地の織りや柄を見せたいとき、お部屋をよりシンプルに見せたいときに向いています。
吊り方には、「天井付け」「正面付け」の種類あります。
それぞれ、レールが見える付け方と、カーテンでレールを隠す付け方です。
使うレールの種類によって使い分けます。
既成サイズのカーテンには、正面付け位置のアジャスターフックが付いています。
■アジャスターフック
フックには天井付け用の「Aフック」、正面付け用の「Bフック」がありますが、どちらの役割も果たせるのがこの「アジャスターフック」。
フックの位置が調節できるので、カーテンの丈が微妙に合わない場合(Aフックは-2cm程度、Bフックは±2~3cm程度)にも役立ちます。
キナルで販売しているカーテンは全てアジャスターフック仕様です。
既成サイズカーテンに付いているアジャスターフックは、予め「正面付け」位置に調整してあります。
開き方は、開いたときに片方でまとめる「片開き」と、
中央から左右に開く「両開き」があります。
採寸の結果が…
レール幅が180~190cmの両開き(またはレール幅90cm以内の片開き)、丈が「135」「178」「200」cmのいずれかで、仕様が1.5倍ヒダでしたら既成サイズのカーテンをお使い頂けます。アジャスターフックが付いているので、丈は「Aフック」は-2cm程度、「Bフック」は±2~3cm程度の差なら調整可能です。
また、既成サイズのカーテンの方がオーダカーテンよりも比較的お手頃価格になっています。採寸の結果がアジャスターフックで対応できるようでしたら、既成カーテンをおすすめします。
*オーダーカーテンについては →こちらのお問い合わせフォームから
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SHUNOのこだわり
→ 取り扱い商品一覧はこちら
Teha’amana(テハマナ)は、大阪の河内長野市で営む、革製品専門のブランドです。
3人の職人さんが、山々が移ろいゆく風景を一面に見渡せる素敵な環境に工房を構え、製作に専念されています。自らも職人である、テハマナ代表の西本さんに、詳しくお話をお伺いしました。
写真上から/ 1.足踏み式ミシンや道具が並ぶ、工房の作業スペース。ここでテハマナの製品が生まれます。 2.近隣の里山の眺めは絶景。 3.木々が茂る中に構えた工房はモダンな雰囲気。 4.なら材の床が素敵な工房内部。
━━━ ブランドのコンセプトについて
「自分たちが実際に使いたいもの、持ちたいものを作るようにしています。
流行のものではなく、ずっと使えるもの、というコンセプトです。
無駄な装飾をせず、機能に由来するデザイン、
機能美を意識するようにしています。
シンプルさに、ありそうで他にはない “ひと工夫” をすることで、
テハマナならではの持ち味を出しています。」
━━━ 製作について
「手作業・ハンドステッチがメインの “ハンディーワーク” 商品は、
テハマナの工房にいる3人の職人が、良い革の選別をしながら手作業にこだわり、
革のなめしから仕上げまで行います。
ハンドステッチは時間はかかりますが、
ミシンでは使えない蝋引き(ろうびき)の麻糸で縫うことができ、
温かな雰囲気を作り出すことができます。
蝋引きに使用する蜜蝋(みつろう)も工房で養蜂している、
日本蜜蜂の巣から作った自家製のものを使用しています。
ミシンを使って製作する “マシンワーク” 商品は、
工房でデザインしてサンプルを作ったあと、
同じ関西にあり、革の得意な工場で生産していただきます。
ベテランの職人さんだけでテハマナのチームを組んでもらい、
糸の番手など細かなオーダーをしながら製作していただいています。
腕の良い日本の職人さんたちの技術を残していくお手伝いがしたいという思い、
また、日本のもの作りの素晴らしさを伝えていきたいという思いのもと、
こういった外注でも製品づくりをしています。
どちらも手仕事での製作なので、作れる数には限りがあり、
納期も前後することがありますが、
日本の職人さんを応援すると思って気長に待っていただけると嬉しいです。」
(テハマナ 西本さん)
写真上から/ 1.「元祖、革職人のミシン」と言われるミシンの老舗メーカーSEIKO社の年代物「17シリーズ」を巧みに操り製作をしている。アンティークの足踏みミシンはインテリアとしても素敵。 2.大きなパーツは革包丁で丁寧に切っていく。3.小さなパーツはタガネを乗せて圧で切りぬく。 4.ヤットコで縫い目をつぶしなじませる仕上げの工程。
テハマナの製品は、もし長く使い込んで糸が切れてしまったり、ボタンが古くなってしまったときなど、可能な範囲での修理ができる点も魅力。修理をしながら長く使っていけるのは、職人さんの手仕事ならでは。都度お見積もりとなりますので、まずはキナルにご連絡ください。
TEHA’AMANA(テハマナ)
昔ながらの植物タンニン革( ヌメ革 )を使うポリシーで製作を行っており、革の自然な風合いとエイジングが楽しめるのは、テハマナ製品の大きな魅力のひとつです。